今回の開始した有料サービスにより、キーワード検索およびトレンドキーワード検索で、検索結果をCSV形式でダウンロードできるようになったほか、混雑時もスムーズに検索ができるといったオプション機能が追加された。また、トレンドキーワード検索において、これまで20件までに限定されていた検索結果が、有料サービスでは無制限となるほか、過去のデータも期間を指定して検索できるようになっている。
新機能が多く公開されたのが「サイト分析ツール」だ。これまでYahoo!やGoogleの順位やAlexaランキング、被ソーシャルブックマーク数などの情報の総合表示しかできなかったが、有料プランでは最大5つのURLでの比較表示や、サイトごとのSEO対策状況や被リンク状況の分析などの協力な機能も投入されている。いずれも1回の検索で1ポイントが消費される。
有料サービスはサブスクリプション制で、月額1980円(500ポイント)から利用できるAプランと月額2980円(500ポイント)からのBプランがある。Aプランでは、「キーワード検索」と「トレンドキーワード検索」のみが利用できるが、BプランではAプランに付け加えて「サイト分析」が利用できる。現在は、リニューアキャンペーン中で、2009年6月末一杯までに申し込むと、BプランをAプランの金額で利用できる。
ベーシックのマーケティング部プロデューサーである吉田敦彦氏は「企業または個人アフィリエーターを中心に指示を頂いている。不況による広告費が削減される中、現在も利用者は増加傾向にある。今回のアップグレードは、利用者から必要と言われてきた機能を拡充してきたもので、25日午後の公開から24時間で数十件の申し込みがあるなど良い反応だ」とコメントする。今後、ベーシックは、1年で有料会員を1万アカウントまで増すとともに、無料会員で15万人を目指す予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する