衣料品ECのスタートトゥデイ、上方修正を受けストップ高--ECサイト支援事業にも期待感 - (page 2)

 Eコマース事業の快走が続く一方、スタートトゥデイは第2の収益柱の育成にも力を注いでいる。3月5日、人気ブランドの「BEAMS」のオフィシャルオンラインショップ支援事業を開始すると発表。同9日には「AZUL by moussy」などの支援も行うと発表した。ZOZOTOWNで培ったノウハウを活かしたこの新事業は、自ら開拓してきた衣料品Eコマース市場の急拡大を追い風とするビジネス。今後の収益面への寄与度向上が期待されている。

 スタートトゥデイ株は16日こそストップ高まで買われたが、1月まで推移していた10万円近辺から全般相場の低迷に連動する格好で3月11日には5万6600円まで売られる場面まであった。業績は他社と一線を画しているが、歴史的な低迷相場にあってはスタートトゥデイを含む新興市場上場銘柄は高リスクな投資先と判断されてきた。

 16日のストップ高でようやく7万円まで回復。Eコマース構築支援事業の寄与度が高まってくれば、スタートトゥデイの業績水準も大幅に高まってくることが予想される。全般相場が復調に向かえば、株価も大幅な水準訂正に進むことが期待できそうだ。

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