アクロディア、経営破たんしたSUN旧経営陣に「法的措置を準備」--3Q決算説明会でコメント - (page 2)

 決算説明会で配布した資料には、「SUNは当社が出資した以前から継続的に不正な会計処理が行われていた疑いが強く、取締役会などにおける経営管理資料や販売契約等捏造されていた可能性があり、現在当社では、旧経営陣に対し法的措置を準備しております」と記載されていた。

 SUNの経営破たんの余波でアクロディアは、経営上の信頼を失いかねない状態になっただけでなく、第3四半期決算で1億4800万円の特別損失を計上した。2008年4-12月の累計決算では、純損失は4億7100万円の赤字(前年同期は600万円の赤字)だった。

 SUNは2008年11月21日、東京地方裁判所に破産手続きを申し立てた。仮想世界サービス「Second Life」内にでの商店街の運営のほか、Second Lifeの携帯電話向けビューワー開発など、Second Life関連サービスの事業化で先行していたとされる。アクロディアのほかにも、ngi groupや博報堂DYメディアパートナーズ、電通ドットコムなどが出資していた。

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