このようにウェブを農業に活かす試みはますます増えてきそうだ。
「日本リトルファーミング協会」では、野菜ガーデニング検定・菜園インストラクター検定」を提供している。また、検定取得に向けた学習のために、Eラーニング用のコンテンツも提供する。
ウェブ上で利用できる農業関係のデータベースとしては「インターネット農家台帳」というサイトがある。全国3000件の農家のホームページとブログのデータベース一覧が公開されている。運営者情報が掲載されていないため、どのように集められているのかわからないが、なかなか貴重なデータだろう。
これまでは普段農業に接しない人たちも活用するサービスを紹介してきたが、農業従事者向けのサービスもさまざまだ。
たとえば「東北農研」では気象予測データをもとにした農作物被害軽減情報の配信やGoogle Mapを用いた農作物警戒情報の発信システムを構築している。また、ニシム電子工業では、農業用ハウス監視サービスを提供している。これはハウスに異常が起きた場合、携帯電話などでアラートを受け取ることができるというものだ。農業分野向けナレッジと事業マネジメント関連ソフトなどを開発する日本情報化農業研究所では、農業のQ&Aコンテンツもある「農場日記〜植物のミカタ〜」を公開している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境