また、ユーザー登録することで、「よみとも」と呼ぶ友達機能を利用して、ほかのユーザーとのコミュニケーションができるほか、「読み聞かせ日記」という日記を書くことも可能になる。また、自分の好きな絵本データベースを作成できる「絵本コレクション」などの機能もある。
また、特筆すべきは、各絵本に関する情報が膨大な点だ。一冊の絵本をピックアップすると、その絵本に関して「登録している人数」「読み聞かせた回数」「関連する日記数」はもとより、「この絵本について書かれたミーテユーザーの日記」「過去この絵本に関して書いたマイ日記」「この絵本を絵本コレクションに登録しているユーザー」などの情報を「子供の年齢」や「地域」で絞り込むことができる。
さらには「この絵本を持っている人はこんな絵本も持っています」というレコメンデーションや、「この絵本が登録されているグループ」「この絵本のおすすめセレクション」「この絵本についてのいろいろランキング」などの盛りだくさんの関連情報が表示される。
ほかにも、「読み聞かせ年齢」「読み聞かせ性別」のグラフ、絵本の「表紙」「タイトル」「ページ」のコレクション、そして印刷用ページの作成といったちょっと便利な機能も実装されている。
ここまで絵本のデータがそろっていると、絵本に携わっている方には垂涎の情報となるだろう。ただ一点、気になった点があった。絵本を検索する際にはamazonのAPIを利用しているのだが、アダルトフィルタリングがオフになっているようで、絵本には適していない本も多く表示されてしまった。
コミュニティのコンテンツとしては、ほかにも「絵本うらない」「子供にあわせた今日のレシピ」、みなで絵本をつくる「絵本おはなしリレー」など数多くのコンテンツが準備されている。これらはよくSNSで見かけるコンテンツだとしても「絵本」という軸に展開している点で非常に濃い情報となっている。
運営はKUMONこと「日本公文教育研究会」。「学習」という軸をうまく活用したSNSと言えるだろう。
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