このSNS上では、「一人前の魔法使い」になるために、ジュエルペットたちが修行をするという設定のもとで、購入したぬいぐるみのキャラクターを世話をしたり、ゲームで遊んだりできる。どこかで聞いたような設定とはいえ、キャラクターの育成要素もあるため、小学生にとっても親和性が高い世界観なのかもしれない。
この商品のおもしろさとしては、やはりSNSとの連動にある。SNSではビジネスモデルの確立が課題の1つだが、うぇぶぐるみでは利用を開始する時点でぬいぐるみを購入するため、スムーズな課金ができる。SNS内では仮想通貨が利用できるため、それを活用した各種コンテンツ販売も可能だろう。
このような玩具とSNSの連動の試みは、海外では「Be-Bratz!」が行っている。このようなBe-Bratz人形を購入するとついてくるネックレスのIDをベースにSNSを利用する。なお、同様にキャラクターを使ったサービスとしては、バービー人形の着せ替えコミュニティ「BarbieGirls.com」もある。一説によると、すでに数百万人の利用者がいるという。
世界で愛されるキャラクターを生み出してきたサンリオが仕掛ける「ジュエルペット」が、SNSの新しいビジネスを展開できるか注目したい。
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