グルジアに渡ったカメラマンの全記録--大国に翻弄される人々の息遣い - 7/15

中部のゴリ市から黒海沿岸の都市ポチへ向かうために幹線道路を走行していた。しかし、ポチへ近づくにしたがって対向車が減っていく。
街まであと数キロという地点で、ついに対向車がゼロという状況になった。「まだロシア軍がいるんだ」――ドライバーがつぶやく。
川にかかる橋にさしかかったとき、砲塔をこちらに向けて止まっている装甲車が突然目に飛び込んできた。塹壕の中に車体を隠し、砲塔だけを突き出した装甲車が数台。頭上にはロシア国旗が翻る。
周囲ではカラシニコフを構えたロシア兵が警戒している。
カメラマンが雇ったドライバーは「奴らを撮るなんて、俺は絶対に行かんぞ」とおびえ、ロシア軍に近づくことを拒んだ。仕方なく数キロ先で降ろしてもらい、徒歩で近づいた。
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中部のゴリ市から黒海沿岸の都市ポチへ向かうために幹線道路を走行していた。しかし、ポチへ近づくにしたがって対向車が減っていく。

街まであと数キロという地点で、ついに対向車がゼロという状況になった。「まだロシア軍がいるんだ」――ドライバーがつぶやく。

川にかかる橋にさしかかったとき、砲塔をこちらに向けて止まっている装甲車が突然目に飛び込んできた。塹壕の中に車体を隠し、砲塔だけを突き出した装甲車が数台。頭上にはロシア国旗が翻る。

周囲ではカラシニコフを構えたロシア兵が警戒している。

カメラマンが雇ったドライバーは「奴らを撮るなんて、俺は絶対に行かんぞ」とおびえ、ロシア軍に近づくことを拒んだ。仕方なく数キロ先で降ろしてもらい、徒歩で近づいた。

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