ミレックス・ジャパン、モバイルで個人向けリバースオークション--広告で収益化目指す - (page 2)

浅賀美東江 岩本有平(編集部)2008年09月08日 20時29分

 利用にはまず、無料の会員登録をして、入札の権利を5ビッド(件)得る必要がある。1ビッドで1商品、1価格への入札ができるので、ユーザーは1種類の商品に複数価格で入札することも、複数商品に1価格で入札することもできる。さらに、締め切りまでの間、ほかの入札者の動向を確認し、1度入札した金額の変更や取り下げを何度も行うことができる。

 同サービスは落札やサービス利用時の手数料を取らない無料サービスだ。そのため、広告やタイアップによる収益化を目指す。ミレックス・ジャパンが広告主より商品の出稿料金を得て、入札対象商品としてラキオクユーザーに紹介する仕組みとなる。

 ラキオクでは、オークション期間内であれば入札者が何度でも入札価格を変更できるため、変更のたびにユーザーへの商品訴求が可能だとしている。また、オークションの開始日時と終了日時を設定できるため、テレビやラジオの番組、コマーシャルなどとリアルタイムに連動したオークションも開催できる。第1弾として、ニューズ・ブロードキャスティング・ジャパンが運営する「FOXチャンネル」にて放送中のドラマ「BONES」の告知キャンペーンを展開中だ。

 ミレックス・ジャパンでは今後、出展商品や広告主を拡大するほか、通常より多くのビッド数を所有できる有料モデルの展開、PC向けサイトの提供などを予定している。

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