logo

「ナチュラム」運営のミネルヴァ、市場の信頼を取り戻すことができるか - (page 2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 株価は発表があった翌営業日から4日連続で値幅制限いっぱいとなるストップ安に売られた。8月6日終値6万5600万円から、8月18日には2万9170円と、半分以下まで下落している。現在も株価の戻りは限定的だ。

 ミネルヴァ・ホールディングスでは、不正アクセスの事実を発表の約1カ月前の7月10日に事実を確認、7月18日には顧客データが不正に閲覧された可能性があることも確認していた。投資家などへの公表が遅れたことも不信感を誘い、株式市場で売りが売りを呼ぶ最悪の状況となってしまった。

 現在、新興市場ではEコマース関連銘柄が注目を集めている。その背景には、各企業が堅実にサービスを提供し続けてきたことで積み上げた信頼感がある。

 幸い、今回のミネルヴァ・ホールディングスの事件は、株式市場で個別企業の問題として扱われ、ほかの関連企業に悪影響を与えていない。しかし、Eコマース関連企業を中心とするネット関連銘柄にとっての大きなリスクを、株式市場に改めて印象付けてしまったことは事実だ。

 今後、ネット関連株が株式市場の主役に戻るには、ユーザーや投資家から信頼を得ることが最低条件。こういった悪いニュースで注目を集めることが多くなれば、足元で期待の高まる「新興市場の復活」も、期待だけで終わってしまうだろう。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]