MacBook Airからネット規制法案まで--2008年上半期の注目記事（前編） - (page 2)

2008年3月：まだまだMacBook Airが話題

　3月も引き続きMacBook Airの記事が読まれている。1位「『MacBook Air』分解--やっぱり中身も薄かった」では、ようやくMacBook Airの分解が披露された。ちなみに、無事元に戻すこともでき、正常に動作したという。

　2番目に読まれた記事は「米国最大級のコミケイベント『MegaCon 2008』--コスプレーヤーたちを紹介」だった。MegaConとは、コミック作品ファンやSFファンが集う米国南東部最大級のイベント。NHKのキャラクターである「どーもくん」のコスプレをしている人もいた。

　3位には「『今までありがとう』NTTドコモ編--三菱電機『D』ケータイを振り返る」がランクインした。2008年3月3日、三菱電機が携帯電話端末事業から撤退すると発表した。記事では三菱電機端末35機種を写真で紹介した。

　4位は「MacBook Airが持ち物検査で問題に--運輸保安局が困惑する恐れのある機器ベスト5」。米運輸保安局（TSA）の職員がMacBook Airを所持する乗客を引き止めたことがあった。理由は、それがどんな種類の機器なのかわからなかったからだという。記事では、TSAを困惑させること間違いなしのハイテク製品ベスト5も紹介した。

2008年4月：はてな新オフィスレポートが人気

　4月に最も読まれた記事は「京都のはてな新社屋が完成、会議やランチに潜入レポート」だった。ビルの9階で見晴らしがよく、明るい雰囲気のきれいなオフィスで、手作りのランチもおいしかった。

　2番目に読まれた記事は「これがMacクローンだ--Psystarの『Open Computer』」だった。Psystarというコンピュータ企業がMacクローンPCを販売している。記事では同社のPCであるOpen ComputerとOpenPro Computerを紹介した。

　3位は「日本のインターネット産業に大きな節目？--自民と民主が重要法案を準備」だった。この重要法案の内容は、18歳に満たない者のインターネット利用を規制しようというものだ。結局、6月11日に参議院本会議で可決され、携帯事業者やPCメーカーに対してフィルタリングの提供が義務づけられることになった。

　4位「写真で確認する、ウィルコムのVista搭載モバイル端末『D4』の姿」では、ウィルコムが4月14日に公開したWindows Vista搭載の新モバイル端末「Ultra Mobile WILLCOM D4」を写真で紹介した。iPhone 3Gと同じ7月11日に発売された。