たとえば5月15日には携帯電話で撮影した写真をスライドショーにできる「Smillie!」というサービスが誕生している。
使い方としては、撮影した写真を添付したメールを事前に設定したアドレスに送付。すると、その場でスライドショーにして表示できる。「その場」でできるという点が魅力だろう。イベント会場のスクリーンなどに表示すれば、人々の一体感を高揚させることができる。
7月25日には、クリエイティブクラスが、Flickrの写真を待ち受けにできる「さくさくflickr」をリリース。これを使えば携帯電話上で、簡単に写真の加工が可能である。
ほかにも昨今は、撮影した写真をパソコンではなく「写真立て」の中で見ることができるデジタルフォトフレームも多くの注目を集めている。課題はまだまだあるものの写真の新しい見せ方を提示するツールとして大きな可能性を秘めている。
最近はこのような写真サービスが増えてきた。携帯電話やデジタルカメラの普及で写真を撮る人は増えてきたが、その撮られた写真は有効活用しきれていない。そのため、そのような写真をより楽しむサービスが生まれているのだろう。
これら写真サービスの共通点としては、「シンプル」という点があげられる。また2点目として「共有する」ためのサービスという点がある。「Hi Cheese!」も「Smillie!」も友人たちに見せるためのサービスであり、ネットワーク効果で利用者が大きく広がる可能性もあるだろう。あと3点目……というより余談にはなるが、「Hi Cheese!」も「Smillie!」もサービス名にエクスクラメーショマーク(!)が語尾についている。今後、写真共有サービスを考えている人は「!」マークをお忘れなく。
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