「株ケータイ」は、いつでもどこでも、株取引を実現することを目指して作られた、強い目的志向のケータイである。外出先であっても、海外であっても、そして夜間であっても、株取引のチャンスを逃さない。
一般的な安心・安全はさまざまな企業や業界が取り組んでいるが、特定の目的に対する安心感をもたらしてくれる製品・サービスをテクノロジーでかなえる例はまだまだ少ない。株取引をするユーザーの場所や時間に縛られない自由さを「安心感」として提供している「株ケータイ」は、テクノロジーとライフスタイルをうまく融合させた好例だろう。
ソフトバンクの孫正義社長が「株ケータイ」を披露する際、「父親が株取引をしていて……」というエピソードとともに紹介したのが印象的だった。
たとえばリタイアして株取引をしながら老後を過ごすユーザーにとっては、パソコンを開かなくても簡単に使えて、旅行先でもキチンと情報をチェックできるようになるという、新しい価値を与えるものだ。
ケータイ市場が飽和してきた中で、ケータイはより目的性を持って多様化していく道をたどることになる。新たなケータイ時代に、良いスタートを切ることを示す1台となったのではないだろうか。
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