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偽ジョブズ氏、「Web 2.0 Expo」に登場

文:Daniel Terdiman(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008年04月30日 21時23分
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 サンフランシスコ発-- Web 2.0テクノロジ(またはテクノロジ一般)の世界で悪名高いブロガーであるFake Steve Jobs氏(偽Steve Jobs)にやり玉に挙げられたことのない人がいたら、心の準備をしておくように。次はあなたの番だ。

 Fake Steve Jobs氏(またの名を雑誌ForbesのライターであるDan Lyons氏ともいう)は米国時間4月25日午前、当地で開催された「Web 2.0 Expo」での熱狂的な基調講演で、テクノロジの世界、それを推進している人々、メディアの将来に対して独自の見解を披露した。

 Fake Steve Jobs氏は講演の冒頭で、カンファレンスの聴衆からの反発をいかに乗り切るかというテーマについて話をした。Fake Steve Jobs氏がネタとして、筆者が4月になってからこのテーマについて書いた記事を取り上げてくれたので少しうれしかった。

 言うまでもなくFake Steve Jobs氏はそのいつもの流儀で、記事のコンセプトを激しく非難した。同氏は筆者の記事はいくつかの点で「Web 2.0 Expo」を念頭に置いたものだったと指摘し、その記事のおかげで、自分の話が気に入らなかったら襲いかかろうと怒って待ちかまえている5000人の聴衆の前に出るのが怖くなったと述べた。

 「これから話をする25分間について前もって謝っておきたいと思う。だからこの25分間は絶対にわたしに仕返ししようとしないこと」とFake Steve Jobs/Lyons氏はくぎを刺した。「Twitterでわたしを非難しないで欲しい」(Fake Steve Jobs/Lyons氏)

 Fake Steve Jobs氏はまた、筆者の記事についてコメントを述べたSocial Media Clubの創設者であるChris Heuer氏をからかいの対象にした。

 「時間はわれわれにとって最も貴重な資産である。だから、もし時間が浪費されているとしたら、われわれはそれに絶えられない」とHeuer氏は筆者に述べていた。「われわれは時間を有効に使いたいのだ」と。

 Fake Steve Jobs氏にとって、このコメントは自分のウィットの餌食にするに十分に値するものだった。

 「いやしくもSocial Media Clubとかいう名前のクラブの創設者が、時間の浪費についてわたしに説教するとは度胸がある」とFake Steve Jobs氏は述べ、さらに自分の理解に基づけばこのクラブはFacebookで話題になっているテーマについて語る人々のクラブだと付け加えた。

 Fake Steve Jobs氏はFacebookについて「大人向けのWebkinzのようなものだ」と述べた。「これは史上最大の時間の浪費である」(Fake Steve Jobs氏)

 同氏は続いて、Fake Steve Jobsブログを執筆しているうちに、自分のふざけた言動のおかげでいかに自身の評判を落としたかについて説明した。要するに何が言いたいのか。おそらく、他人が自分のことや自分の発言をどう思おうと、さほど重要ではないということだろう。

 「わたしには良い評判など何もない」(Fake Steve Jobs氏)

 ふざけた言動の例を以下に挙げる。Appleの共同創設者であるSteve Wozniak氏をヒヒに、Oracleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Ellison氏をぽん引きに、またSun MicrosystemsのCEOであるJonathan Schwartzをマイリトルポニー人形になぞらえた。また、「彼がわたしの直前に(Web 2.0で講演を)した人物だったと気づいたときにはすでに口を滑らせた後だったのだが」、MicrosoftのCEOであるSteve Ballmer氏をフェスターおじさん(米映画「アダムス・ファミリー」の登場人物)になぞらえた。そしておそらく最高の傑作は、MicrosoftによるVistaの出荷ついて、排便しようとしているゾウの絵とともにブログに書いた記事であり、そのタイトルは「Vistaはあした産み落とされる」だった。

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