アッカ・ネットワークスは4月17日、動画共有サービス「zoome」を、6月をめどに分社化すると発表した。新会社の名称は「zoome株式会社」となる。
新会社の設立は6月2日の予定。資本金は100万円で、アッカが100%の株式を保有する。代表取締役社長はアッカの代表取締役社長である須山勇氏が兼任する。なお、今後は他社からの出資を受け入れていく考えで、事業パートナーを増やすことでサービスの拡大を図る。
分社化した理由について、アッカでは「アッカのコア事業とは異なるため、分社化して他社からの資本も受け入れたほうが、現在のzoomeの伸びを加速できると考えた」と説明している。
zoome株式会社は社外取締役に、テレビ業界やファッション業界で活動するプロデューサー、おちまさと氏を迎える。事業の運営やサービスの企画などに助言をもらうのが狙いだ。
zoomeは2007年1月にサービスを開始。会員数は非公表だが、動画投稿数は累計で4万件、ページビュー数は月間1000万PV以上という。2007年12月期における同事業の売上高は44万7000円で、バナーやキャンペーンなどの広告収入によるものだ。今後は、企業向けにzoomeの動画共有機能やソーシャルネットワーキング機能等を提供していく計画だ。
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