上位モデルでは傷が自ら消えていく「スクラッチリペア(関連インタビューはこちら)」を備えるLavie J。その仕組みは塗装表面が厚く、やわらかくなっており、外からの傷や力が加わってへこみができても、すぐ元に戻るということだ。
極めて鋭利なもので傷をつけてしまえば元に戻りそうにないが、人間の爪で傷をつけた程度なら数分で元に戻ってしまう。実際に役立つといえば、光沢な外見だけに、布なので磨く場面についてしまう小傷が残らないことだろう。ツヤツヤの外見だけに磨く機会も多く、スクラッチリペアなら、深いツヤのある状態で維持できるだろう。
Lavie JはモバイルノートPCという側面を持ちながら、広く一般向けのノートPCといえよう。光学ドライブを搭載する2スピンドルは誰にでも使いやすいし、その上、便利なプリインストールソフトも多い。
プリインストールソフトが多い点は、自分でPCをセットアップできる中級者や上級者にとっては煩わしいものだが、そういうユーザーは自分で調整するしかないだろう。保護者機能などを含め、最初に電源を入れてからの初期設定にかなり時間がかかるが、これも辛抱するしかない。ハードウェアが良いだけに少々残念なところだ。
ただ、そういった初期設定を終えてしまえば、なかなか使い勝手のよいノートパソコンとなる。上級、中級者はもとろん、初心者でありながらパソコンを持ち歩きたいとの希望を持つユーザーにすすめたい機種だ。
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