MacBook Airというマシンのデザイン、すなわちリッチなコンピューティング環境をより薄く、より軽く持ち出すことができるパッケージは、朝出かけの鞄の選択を変え、外出先で処理する仕事の量と質を高め、効率性をスタイリッシュに着こなす。
既存のMacユーザーや、Windowsのサブノートマシンから乗り換えようと考えているユーザーにとって、ノマディックなワークスタイルに対するMacBook Airの提案性が強いことは、この製品に深く触れてわかってきたことである。
よりハードにモバイルし、いつでもどこでも、仕事にフル対応できる環境を信頼性を高めて実現するSSDは、現在オプションとして設定されているが、むしろMacBook Airの本流であるととらえてもよいし、HDDのMacBook Airによってモバイルコンピューティングの生活の劇的な変化を体験したユーザーからは、「今からでもSSDモデルに変えられないか」という声すら聞こえるほどだ。
一方で、そうは言っても、今現在で約16万円の価格差に二の足を踏んでいるユーザーが多いのも事実だ。
HDDがそうであったように、今後SSDがノートパソコンに普及すればするほど、価格はどんどん下がり続けることは容易に予想できるし、1.8インチサイズで128Gバイトを実現する製品のアナウンスも2007年中になされた。価格の下落や容量の倍増がなされたとき、もっとも恩恵を受けるのはMacBook Airに他ならない。
より多くのユーザーが、SSDによるMacBook Air体験が可能になるのもそう遠くないミライの話だろう。ただ、そのミライを先取りすることが可能なことは、覚えておいて損がないことである。
HDDモデルレビューはこちらから:薄さ、光と影を味方に付けたMacBook Air 80Gバイト HDD編
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