ノマディックなビジネススタイル、価格差約16万円の価値--アップル「MacBook Air (SSDモデル)」 - (page 4)

Apple
SSD
内容:業界最薄をうたうノートブックコンピュータ、MacBook Air。その息を呑むようなデザインのすばらしさとHDDを搭載したモデルのレビューを前回お届けしたが、もう1つSSDというチョイスもできる。

SSDこそ、本流か

 MacBook Airというマシンのデザイン、すなわちリッチなコンピューティング環境をより薄く、より軽く持ち出すことができるパッケージは、朝出かけの鞄の選択を変え、外出先で処理する仕事の量と質を高め、効率性をスタイリッシュに着こなす。

 既存のMacユーザーや、Windowsのサブノートマシンから乗り換えようと考えているユーザーにとって、ノマディックなワークスタイルに対するMacBook Airの提案性が強いことは、この製品に深く触れてわかってきたことである。

 よりハードにモバイルし、いつでもどこでも、仕事にフル対応できる環境を信頼性を高めて実現するSSDは、現在オプションとして設定されているが、むしろMacBook Airの本流であるととらえてもよいし、HDDのMacBook Airによってモバイルコンピューティングの生活の劇的な変化を体験したユーザーからは、「今からでもSSDモデルに変えられないか」という声すら聞こえるほどだ。

 一方で、そうは言っても、今現在で約16万円の価格差に二の足を踏んでいるユーザーが多いのも事実だ。

 HDDがそうであったように、今後SSDがノートパソコンに普及すればするほど、価格はどんどん下がり続けることは容易に予想できるし、1.8インチサイズで128Gバイトを実現する製品のアナウンスも2007年中になされた。価格の下落や容量の倍増がなされたとき、もっとも恩恵を受けるのはMacBook Airに他ならない。

 より多くのユーザーが、SSDによるMacBook Air体験が可能になるのもそう遠くないミライの話だろう。ただ、そのミライを先取りすることが可能なことは、覚えておいて損がないことである。

HDDモデルレビューはこちらから:薄さ、光と影を味方に付けたMacBook Air 80Gバイト HDD編

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]