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[レビュー]LOOX TからRへどう変化したか?12.1型ワイドのモバイルPC--富士通「LOOX R」 - (page 5)

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富士通
FMVLR70Y
内容:光学ドライブを搭載した軽量モバイルノートPCとして、長らく続いた富士通のLOOX TシリーズがLOOX Rシリーズとして生まれ変わった。軽量ボディや長時間稼動といった特長をそのままに、外形サイズもほぼ同じまま液晶を12.1型のワイドに大型化した新製品だ。内部チップセットも一世代新しくなっている。

2段階の静音設定が可能に

  • 「静音ユーティリティ」で、CPUファンの回転を制御できる

 自宅など、静かな場所で使う際に問題になってくるのは、静音性能だ。今回、LOOX Rでは、「静音ユーティリティ」を搭載、2段階の静音設定が可能となった。

 これは通常ではCPUが高温になった場合はファンの速度が上がって冷却するものを、静音モードではCPUのパフォーマンスを抑えて、CPUファンの回転開始時期を遅らせるというもの。静音モードはレベル1とレベル2の2段階あり、騒音とパフォーマンスの関係を調節できる。

 今回、室温20度の部屋で、DVDビデオの再生を長時間行ってみたが、通常モードでも高速回転にはならなかった。さらに温度の高い夏場や、もっと負荷のかかる作業をさせると、ユーティリティーの効果が現れるはずである。

  • 富士通ノートPCではおなじみの、CPUの裏側で熱を持つ部分には人工皮革が貼られている

 なお、CPUはインテルCore2 Duo SL7100で、多くのノートPCとは違い、後方に暖かい空気を排出する。利用中それほどうるさく感じないのは、排気が後方で騒音がこちらの耳に入りにくい点もあるだろう。

 また、CPUがあると思われる場所のボディ底面には、富士通お得意のバックスキン調のシートが貼られ、膝上での利用など、人体に触れた場合でも熱を感じにくくする配慮がされている。

必要なスペックを熟成させた幅広いユーザー向けのコンパクトノートPC

 ヒンジのメッキ仕上げが若干気になったが、それ以外はおおむね満足なLOOX Rだ。奇をてらうことなく、必要なスペックをじっくり熟成させたLOOX Rという印象だ。

 バッテリー稼動時間はJEITA測定法で11.7時間。実際に試したときは、液晶バックライト最大、CPUを省電力モードでDVDの連続再生という厳しい条件でも約4時間はまったく問題なく使えた。これなら、文章打ち込みのような場面ではバッテリーの節約を意識しなくても5〜6時間は不自由なく使える範囲だろう。

 キーボードもCtrlキーが左下角にある点や、右側のキーの横幅がせまくなっていないなど、デスクトップPCからそのまま持ち替えてもすぐに利用できる仕様となっており、使用する際にクセを感じないノートPCといえよう。

 価格もMicrosoft Office 2007が入った状態で大手家電量販店で24万5000円ほど。安売店によっては20万円を切った価格で販売されることもあり、適度な価格といえるだろう。2スピンドルのモバイルPCであるLOOX Rは、モバイルでガンガン使い倒すモバイラーやビジネスユーザー、単に「小さいのが欲しい」という入門ユーザーまで、幅広くすすめられる機種だ。

  • バッテリーは(L)が付属する。カスタムメイドモデルなら自由に選択できる

  • キーボードは左右幅がすべて一定のタイプ。Ctrlキーも左下の角にある

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