Morgan Stanleyは米国時間2月25日、Electronic ArtsによるライバルのゲームパブリッシャーのTake-Twoに対する一方的な買収提案で、同行がElectronic Artsの買収アドバイザーを担当している投資銀行であることを認めた。
これだけではたいしたニュースにならないが、次のことを考えて欲しい。Morgan Stanleyは、わずか25日前に発表されたMicrosoftによるYahooに対する一方的な買収提案でもMicrosoftの買収アドバイザーになっているのである。
Morgan Stanleyは過去1カ月で2件の巨額の買収案件を担当することに合意したことになる。そしていずれの案件も、ターゲット企業が抵抗しつづけて合併成立に至らなかった場合には悲惨な結果になる可能性がある。
したがって、巨額な手数料は別にしてもMorgan Stanleyについて疑問を感じずにはいられない。
Morganは条件の悪い仕事を進んで引き受けるのが好きなのだろうか。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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