次のステップは見出し列を追加し、金額データに利益と損失という見出しを表示することだ。そのためには、2005年の列のいずれかを選択し、[表]メニューのドロップダウンリストにある[左に列を挿入]をクリックする(図F)。(PowerPoint 2007では、セルを右クリックして表示されるサブメニューから[挿入]を選択する。)なお、このメニューにあるオプションは、どれも内容を把握しておいた方が良いだろう。
しかしこれにより、この表に「新たな問題」が2つ追加されることになる。列の追加によって先頭の行に不必要な見出しセルが追加されたという問題と、スライドに表が収まらなくなってしまったという問題である(図G)。最初の問題の解決は簡単だ--2つの見出しセルを結合すればよいのだ。
サイズの問題に取り組む方法はいくつかあるが、最も簡単な方法は、各列の右側にある枠をダブルクリックすることで、見出し列(クリックした枠の左側の列)の幅を狭くすることだ。これを行った場合、PowerPointはその列中にある最も大きな既存の値に合わせて列幅を自動調整する。これでもまだ表がスライドに収まらない場合には、その他の列の幅についても、各列の右側にある枠を少しだけ左にドラッグすることで狭くしていくことができる。
また、行の高さも同様に手作業で高くすることができる。行の高さを思ったように低くできない場合、その内容であるテキストを選択してみよう。図Hのように、不要な改行が入力されているかもしれない。こういったことが起こった場合には、[Delete]や[Backspace]で不要な文字を削除すればよい。
この表でもまだ読みやすいとは言えない。図Iのようにちょっとしたフォーマットを用いることで大きな違いを生み出すことができる。
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