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[レビュー]どう進化した?新myloに迫る--ソニー「mylo COM-2」 - (page 6)

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ソニー
COM-2/W
内容:ソニーのパーソナルコミュニケーター「mylo」は、当初米国の大学生をメインターゲットとして登場したコミュニケーション端末だ。今回、基本のコンセプトは変わらず、さらに進化した「mylo2」が登場した。何が新しくなったのだろうか。

コミュニケーション重視のマルチメディアプレイヤー

  • 使用中に何度か出会ったのがメモリ不足の警告。これが出ると新たにアプリケーションを起動できず、タスクマネージャーへのリンクが表示されるので、ここから起動しているアプリケーションを終了させる必要がある

 無線LAN対応のマルチメディアプレイヤーは、iPod touchやgigabeat、Zuneと広がっており、myloが唯一の存在ではないが、mylo2は単なるマルチメディアプレイヤーではなく、パーソナルコミュニケーターである、というのが最大の存在意義だ。

 IM機能を標準装備し、音声チャットにも対応。ミクシィという国内向けサービスもきちんとサポートしているし、他のプレイヤーに比べてキーボードを備えているため文字入力もしやすい。より薄く小さなiPod touchに比べると可搬性は劣るが、「コミュニケーション」という意味ではキーボード搭載で文字入力を重視したのは正しい選択だ(実際、iPod touchでの長文入力はあまり楽しい作業ではない)。

 iPod touchと比べると液晶の反応で滑らかさに欠けるが、これはそもそもmylo2が感圧式、iPod touchが静電式というタッチパネルの違いが影響しているのだろう。写真の拡大縮小の滑らかさやウェブサイト閲覧時のスクロールの滑らかさなど、iPod touchの流れるようなスムーズな動きは静電式ならではだが、逆に女性の長いつめや手袋をしている場合は動作しないし、指紋がつくのを嫌ってスタイラスで操作する、ということもできない。このあたりは一長一短あるのだが、初めて使ったときの「感動」という意味では静電式に軍配が上がりそう。

 とはいえ、myloにタッチパネルがついたのは大きな進歩で、機能強化された部分も使いやすく、確実に使い勝手は向上している。せっかくワイヤレス通信に対応しているのだから、ヘッドホンもワイヤレスにするためにBluetoothに対応して欲しかったとか、簡単な画像の補正機能も欲しかったとか、細かな要望はいろいろ感じる。また、ちょっと同時起動できるアプリケーションが少ないというのも気にかかるところではある。

 それでも、コンセプトはそのままに初代のmyloの課題は手堅く解消し、さらに進化させた点には好感が持てる。これならば学生だけでなく、デザイン的にも機能的にもちょっと手を出しづらかった社会人層にも訴求できそうだ。

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