[レビュー]どう進化した?新myloに迫る--ソニー「mylo COM-2」 - (page 4)

ソニー
COM-2/W
内容:ソニーのパーソナルコミュニケーター「mylo」は、当初米国の大学生をメインターゲットとして登場したコミュニケーション端末だ。今回、基本のコンセプトは変わらず、さらに進化した「mylo2」が登場した。何が新しくなったのだろうか。
  • ペタマップで現在位置周辺の地図を表示したところ。同様の機能はiPod touchにも搭載されているが、米国発のサービス(米Skyhookが提供している)とは異なり、国内ではPlaceEngineの方が現在位置を割り出しやすい。PlaceEngineで取得した現在位置を元に周辺の施設を表示できる

 これまでのWhat's Upではいったんホーム画面に戻る必要があるが、どの画面でもmyloボタンで簡単にアクセスできるので便利だ。

 ほかのWidgetでは、ミクシィは新着メッセージ、マイミク日記、コミュニティ書き込み、足あとに簡単にアクセスできるほか、新着があればLEDで知らせてくれるという機能もある。新機能となるペタマップもWidgetで用意。

 ペタマップは、無線LANアクセスポイントの電波情報とデータベースに登録されたそのAPの位置情報を照合して現在位置を特定するPlaceEngine技術を利用した地図情報サービスで、Widgetで「現在地を取得」ボタンを押すと、Widget上に住所が表示され、地図表示ボタンを押すとブラウザが起動して現在地周辺の店舗情報が表示される。

 PlaceEngine技術は、あらかじめ無線LANのAPが位置情報として登録されてある必要がある。もしAPを見つけて検索しても位置情報がない場合は位置情報を地図から登録することもできる。

 新機能としてはほかに、RSSとポッドキャストをサポート。ウェブサイトのRSSリンクをクリックするだけで簡単にRSSを登録でき、ウェブサイトにアクセスしなくても最新情報を得られる。記事を選ぶと、ウェブブラウザではなくRSS用ブラウザが立ち上がり、「次の未読」ボタンで次々と記事を見ていける操作性はなかなか快適。通常のウェブブラウザにも1ボタンでアクセスできる。

  • RSSを表示したところ。次の未読アイコンで次々とRSSを閲覧できる

  • 要約を配信していないRSSであれば、記事を専用ブラウザで直接表示し、そこから次の未読を次々とみていくことができる。操作性はいい

  • ちなみにこれはmylo2のウェブブラウザ(左)

  • 表示されているアドレスバーと進むや戻るなどの操作バーはDISPボタンをタッチすれば一時的に消せる。初代(右)と比べると解像度の差は歴然。ウェブサイトの視認性は大幅に向上している

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