auのパケット通信モジュールを内蔵した小型モバイルPC--「FlyBook V5シリーズ」 - (page 3)

ダイアローグ
01-A7M00(VB)
内容:ダイアローグ・ジャパンから、FlyBook V5シリーズの新モデルが登場した。当初、CPUにCore Duo U2500搭載のノートPCとしてデビューしていたが、新たにCore2 Duo U7600搭載の高性能モデルが追加された。今回はauの通信モジュール搭載の「01-A7M00(XP)」を試用した。

パケット通信は定額対応に

 対応しているauのデータ通信だが、当初は定額サービスに対応しなかったが、3月24日からは定額通信プラン「WIN通信機能搭載PC定額」が登場し対応する。

 それまで、FlyBookでauの通信を行えば、通信した分だけパケット代が請求される。高速通信の快適さを実感しながらデータのやりとりを行えば、すぐにパケット代が高額になっていくのは注意したい。

 定額のない状態では、動画のないウェブサイト閲覧とメールのやりとり程度でも、まる一日ビジネスでやりとりをしていれば、1万円のパケットパックはすぐに使い切ってしまうこともある。今回の試用でも短時間だったが、数千円の金額にすぐ達してしまった。

 その金額は表示されないものの、接続ユーティリティー「ワイヤレスWANマネージャー」では通信量が表示される。バイト表示なので、これを128バイト=1パケットとして計算し、自身が選んだ料金プランとパケット割引オプションによるパケット単価で計算すれば、翌月の請求金額を恐れることはなくなるだろう。

 また、定額サービスではないメリットとしては、通信容量がかさんだ場合でも、速度制限などの通信制限を受けることがないこと。通信速度のスペック面では定額サービス「WINシングル定額」のほうが優れているが、安定性はじめ通信品質が重要視されるような場面では、従来からの従量制料金のほうが優位な点もある。

 なお、定額通信サービスがスタートした後は、新規申込みは定額サービスのみ利用可能となる。既存ユーザーは定額サービスに移行する場合は申込みが必要となり、一度変更したら従量制に戻せない。

 定額の「WIN通信機能搭載PC定額」の場合は月額基本料は2205円で、パケット通信料により最大5985円まで変動する。いくら使っても5985円より多く請求されることはない。

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