アッカ経営陣の総入れ替えを求めるイー・アクセスだが、仮にこの株主提案が通って経営陣がイー・アクセスの人間になった場合、どれだけのことができるのだろうか。
ガン氏は「ほとんど変わらないビジネスをしているイー・アクセスとアッカの業績を比べると、イー・アクセスの営業利益率は約20%だが、アッカは約5%」と指摘し、経営を合理化することで利益率を高められると話す。
イー・アクセスとの協業によってコストを下げる考えで、ネットワークの統合やバックオフィス部門の統合、営業協力、機器等の共同購入などが考えられるという。
ただし新しい事業展開については、「まずキャッシュフローを改善した上、新事業をやりたい」(ガン氏)と述べるにとどめている。
また、一部で報道のあったアッカの買収については、「今の時点ではまったく想定していない」(千本氏)とコメント。逆に、株価上昇後にアッカ株を売るつもりなのかという質問については、「そういうこともありうる」と言葉を濁した。
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