MonsterTV HDUはUSB接続の地デジチューナーで、専用のパソコンでしか動作しない。そのため地デジを視聴するなら、あらかじめ前述したパッケージを選ぶ必要がある。
せっかくオプション扱いなので、対応パソコンを購入したあと、地デジチューナーを買い増し出来ればいいのだが、それがかなわないのが地デジの不便なところだ。もちろん理由は地デジの著作権保護機能にあり、メーカーの責任ではない。
設定はマニュアルに沿って、チューナーを接続すれば完了するので簡単だ。地デジを視聴するにはチューナーユニットにアンテナ線を接続するのだが、あらかじめ下記の点を確認しておきたい。
・使用地域の地デジ対応状況:地デジが受信できるエリアか確認したい。
・アンテナ線の確認:地デジを受信するには対応したアンテナが必要。
戸建てなら地デジ受信が可能なアンテナが設置してあるか、向きは正しいかなどを確認したい。
集合住宅なら建物が地デジに対応しているか確認する。
アンテナ線が地デジに対応していない場合は、外付けのアンテナを使用する。本機は「ポータブル地デジチューナーMonsterTV HDU+ブースター付アンテナ」というセットが選べるので、購入時にこれを選ぶのは一考だ。このアンテナには受信した電波を増幅するブースターがついているが、一般的に発売されているブースターつきの卓上型アンテナに比べて増幅能力は低い。
コンパクトな本体をいかして、アンテナ線の来ていない部屋での一時的な視聴や、出張先でのテレビ視聴に適している。このアンテナを使っても受信感度が上がらないようなら、屋内・屋外の両方に対応する八木アンテナの「UwPA」や マスプロ電工の「Top ten TT2B」など、受信感度の良いアンテナを購入するといいだろう。
画面上の「MonsterTV HD」アイコンをクリックすると視聴用ソフトが立ち上がる。初めて使うときは「設定」メニューから受信チャンネルの自動スキャンを行いチャンネルを登録する。操作は画面上のコントロールパネルから操作するか、付属リモコンで行う。
画質は上々で、13.3型という小柄な画面ということもあり全画面表示しても不満はない。ただ、処理が追いつかないのか、たまにコマ落ちするのが気になった。
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