キヤノンMJ、ドキュメントスキャナの新ブランド「imageFORMULA」

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、村瀬治男社長)は、ドキュメントスキャナの新ブランド「imageFORMULA」を立ち上げ、キヤノン電子(酒巻久社長)製の新製品「imageFORMULA DR-2510C」を発売した。価格はオープンで、実勢価格は4万9800円前後。

「DR-2510C」は最大50枚の原稿をトレイに設置でき、カラー・モノクロともに、A4用紙を200dpiで毎分25枚スキャン可能。読み取り部に3セグメントパラレル出力対応のCMOSカラーセンサーを採用し、画像を高速に転送する。

 また、原稿が1度に2枚給紙されても、リタードローラーが原稿を分離する「リタード方式」を採用し、普通紙や厚紙、プラスチックカードなどさまざまな原稿に対応。万が一、原稿が複数枚重なっても、原稿間の隙間を検知する「超音波重送検知センサー」により、搬送ミスを防ぐ。カラー・モノクロが混在する原稿を自動で識別する「カラー白黒自動検知」機能や、原稿の傾きを自動補正する「斜行補正」機能も搭載する。

 本体には、使用頻度の高い操作を登録できる「ジョブボタン」を3つ備え、PDFやTIFF、JPEGなど、任意のファイル形式でパソコンへ保存したり、メールに添付するなど、ワンタッチでスキャン処理が可能。多機能な画像入力ソフト「CapturePerfect3.0」やアドビシステムズのPDF作成ソフト「Adobe Acrobat 8.0 Standard」などのソフトウェアも付属する。サイズはトレー収納時でW298×H160×D160mm、重さは2.4kg。

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