5月に開始したWiserEarth は、10万7000以上の慈善団体を扱うオープンソースのデータベースで、世界中で5400人の利用者がいる。
このサイトでは「Google Map」、wiki、そして議論グループを取り入れるほか、イベント、リソース、求人情報のリストも取り扱っている。ユーザーはプロフィールページを作成、管理し、他の団体のメンバーとチャットすることができる。関心分野は農業から医療、メディア、労働にまでおよび、人気フォーラムの討論には貧困、ジェンダー、そして「惑星開発」が取り上げられている。さらなるスケジュールや、地域に焦点をあてたコンテンツのハブが準備されているところだ。
週末に開催された持続可能性カンファレンス「Bioneers」の参加者は、「WiserEarth」や「Google Earth」ソフトウェアを利用して彼らの非利益団体の業務や環境研究の授業について地図を描いていた。
WiserEarthはNatural Capital Instituteのプロジェクトである。本機関はまた「World Index of Social and Environmental Responsibility(WISER)」とともに、持続可能なビジネス慣行を追跡するためのオープンソースの「Wiser Business」データベースにも取り組んでいる。「自然資本主義」のコンセプトの開拓を助けた環境保護主義者で作家のPaul Hawken氏が、これらの取り組みの背後にいる。
WiserEarthと同様のテーマを持つが、これより古くから存在する「Idealist」には、少なくとも130カ国で19万5000人以上の利用者がいる。
米国内だけで非利益団体またはボランティアの機会を探しているなら、「VolunteerMatch」や「Network for Good」、あるいは若い人ならスタートの場として「TakingITGlobal」も手堅い。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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