パワーはレーザープリンタ並み!シンプルなモノクロ高速!カラープリンタ--エプソン カラリオ「PX-V780」 - (page 4)

エプソン
内容:ビジネスシーンでは、文書ファイルやホームページなど、テキスト中心のシンプルな印刷がほとんどだ。印刷を高速に行いたいが、レーザープリンタを導入するほどではないという、SOHOや小規模のオフィスも増えている。また、大規模なオフィスでも、コンプライアンス対策などのため、卓上にセカンドプリンタを置いているケースも見かけるようになった。「PX-V780」は、そんなオフィスに最適な、顔料インク採用、レーザープリンタ並みのモノクロ印刷を実現する、ビジネス用途におすすめのカラーインクジェットプリンタだ。

ビジネス向けにドライバ設定を「部単位」や「逆順」に設定しよう

 もともとエプソンのプリンタドライバはわかりやすく使いやすいが、これをビジネスで使うときにおすすめの設定をご紹介しよう。

 たとえば、モノクロプリントが多いなら、あらかじめ標準設定に「グレースケール」を選んでおくのもおすすめ。設定方法は、まず[スタート]ボタンから[プリンタとFAX]を選択して開く。[PX-V780]のドライバを右クリックして、表示されるメニューから[印刷設定]を選択し、[EPSON PX-V780 印刷設定]を開く。ここで[カラー]に[グレースケール]を選択し、[OK]を押しておくと、その設定が標準設定になる。プリントするたびに、毎回[カラー]に[グレースケール]を選びなおす手間がはぶけてラクになる。

 また、プレゼン資料などで部数印刷をすることが多いなら、おなじく印刷設定の画面の[ページ設定]タブの[印刷部数]で、[部単位で印刷][逆順印刷]にチェックを入れておくと便利だ。最初から並び替えられているので、ホチキス留めしやすくなる。

 部数印刷しないときも、[逆順印刷]のチェックを入れておけば、上から順番にページ順に読んでいけるので便利。“印刷できた順にすぐ読みたい”と焦っているとき以外は、この[逆順印刷]がおすすめだ。レーザープリンタなどでは、この逆順印刷が標準設定になっていることも多いので、こうすることで違和感なくビジネスに活用できるだろう。

 さらに、プリントの速度が第一なら、プリンタドライバの[基本設定]→[印刷品質]→[詳細設定]で、[速度優先]へスライダーを動かすと、プリントは薄く・かすれは出るものの、さらに高速にプリントされる。また、[双方向印刷]にチェックを入れるとヘッドの[行き・帰り]両方でプリントするため速くなるが、逆に[品質優先]でプリントしたいときは、このチェックをはずすとキレイにプリントできる。

 また、[ユーティリティ]タブ→[ドライバの動作設定]をクリックし、[部数印刷高速化]をチェックしておくと、部数印刷するときに一時ファイルを使用してさらに高速に処理できる。さらに、[普通紙高速制御]をチェックしておくと普通紙の制御が高速になる(有効になるのは[基本設定]画面の[用紙種類]で[普通紙]を選択し、[印刷品質]で[標準]を選択したときのみ)のでこれもチェックしておこう。

  • [プリンタとFAX]で「PX-V780」のドライバを右クリックして、メニューから[印刷設定]を選択

  • [カラー]に[グレースケール]を選択し、[OK]を押す。これでグレースケールでの印刷が標準設定になる

  • ホチキス留めするときは、印刷設定の[ページ設定]タブで、[印刷部数]の[部単位で印刷]と[逆順印刷]にチェックを入れておくと便利

  • [印刷品質]は通常は[標準]がおすすめだが、[詳細設定]を選ぶときは、[品質詳細設定]画面で[双方向印刷]にチェックを入れておくとプリントが速くなる

  • [ドライバの動作設定]で[部数印刷高速化]や[普通紙高速制御]にチェックを入れるとさらに高速に利用できる

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