プラズマを超えたプラズマ画質--パイオニア「KURO PDP-5010HD」 - (page 4)

パイオニア
内容:独自パネルのブラッシュアップにより、着実にプラズマ画質をリードしてきたパイオニア。最新機種となる「KURO」シリーズは、ブランド名も一新され「アドバンスドプラズマ」の名に相応しい高画質テレビへとたどり着いた。20000:1という驚異的なコントラスト比を実現した、黒の表現力とプラズマならではの表現力の秘密に迫る。

インテリジェントな映像調整

 画質調整は非常に高度だ。まず、一般のテレビと同様に標準、映画、スポーツなどのプリセット画質が選べる。

 画質をさらに微調整したい場合は、ガンマや色温度など詳細なマニュアル調整も行える。調整項目はプリセット毎に最適化されていて、帯域別のエンハンサーや色域の指定など、新しい調整項目も追加されている。

  • 設定画面でインテリジェントシステムをオン/オフ。オンにすると、映像が各コンテンツに合わせて自動調整される。画質がシーンによって変わるが、変化が滑らかで違和感がない

 ここまでは一般的だが、調整はそれだけではない。コンテンツの内容を自動的に判別して、画質を最適に制御する「インテリジェントシステム」も新たに搭載されているのだ。映画やスポーツ、ライブコンサート、バラエティ、トーク番組、紀行、アニメなどを(EPG情報ではなく)絵柄で判断し、それぞれのコンテンツにふさわしい映像設定に自動調整するインテリジェントなシステムである。

 「映画は色を控えめに、サッカーは緑とユニフォームの原色系を鮮やかに、ゴルフは青空や自然を映すのでサッカーより地味に、紀行物はニュートラルに、トークは肌のコントラストを抑えて美肌に、というような自動制御を行っています」。

 自動といってもテレビに任せきりではなく、前記したマニュアル調整のセッティング(ユーザーの嗜好)を元に自動調整を行う仕組みだ。

 「映像を積極的に判定するには経験とノウハウの蓄積が必要になります、何世代を経た技術の集大成として今回のインテリジェントシステムを搭載しました」。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]