操作方法もユニークだ。本体に液晶画面がないので、再生したい曲は本体のホイールを使って曲を聴きながら“耳”で探すことになる。
操作方法は横置きと縦にして手に持つ場合で異なり、横に置いた場合はローラーを前方向に押し出すと、楽曲を保存した「グループ」というフォルダ単位で曲が変わる。後退させれば1つ前のグループに移動する。
グループが移動するごとに電子音声が「グループワン」「グループツー」と読み上げる。この雰囲気がなかなか未来感があっていい。グループ内の曲を選択するときはホイールを少しだけ動かす。
曲の再生は頭からではなく、12音階分析により盛り上がった部分から再生し直感的に曲名を認識しやすくしている。グループチェンジと曲チェンジでのホイール操作の加減が難しく、慣れるまではグループでの変更しかできなかった。
手に持って操作する場合は常に上側がグループと曲選択、下側がボリュームになっている。これは上下を逆さまにしてもセンサーにより、自動的に変更される。ちなみに横置きした場合のボリューム調整は、設置させたあと時計回りに本体を回すとボリュームが上がり、反時計回りだとボリュームが下がる。
曲の選択はなれないと扱いづらいが、奇抜な商品性を考えればパズル的な要素としておもしろがられる範囲だろう。曲名がわかるように液晶も欲しいところだが、デザインを考えると無理につけられるのも困りものだ。ただ液晶があった方が操作は断然にしやすいので、電動カバー付きや格納式の液晶表示を検討しても良かっただろう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNet×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
成長していくうえで陥りやすい3つの課題の
解消の鍵となる内製化をゆめみが支援
いつでもどこでもネットを身近に
進化を遂げたHD-PLCの最新情報
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある