iMovie'08に読み込まれたムービーは日時ごとにイベント単位に分けられてイベントライブラリに登録される。このイベント同士は統合させることも可能だ。たとえば二日間にわたる旅行で撮影したムービーが日付ごとのイベントとして登録されていた場合、この2つのイベントを統合して「旅行」と名付けた1つのイベントとしてまとめてしまうこともできるのだ。まさに家庭のイベントごとにムービーを管理できるのである。
各イベントを選択するとそこに収録されているムービーがソースビデオライブラリにフィルムストリップのように連続したコマとして表示される。このイベントの中から必要な部分だけを選択して、画面上部にあるプロジェクトウインドウにドラッグ&ドロップで並べて行くことでプロジェクトを作成していく。これらのプレビューは画面右上側にあるビューアに表示される。ユニークなのはフィルムストリップ状に表示されたムービーをマウスでなぞることで、プレビューがマウスの動きにあわせて表示されるということだ。このときマウスクリックの必要はない。
左から右に向かって早くなぞれば早く再生され、ゆっくりなぞればゆっくりと再生される。もちろん逆方向の右から左へとなぞれば逆再生となる。ビデオソフトによくある、スライダーをマウスでつかんで動かすインターフェースよりも自然なサーチができ、より直感的なプレビューが可能だ。マウスを小刻みに動かせば1フレーム単位での再生も可能なので、正確な編集ポイントの設定にも適している。また複数のビデオクリップをまたがった大雑把なプレビューにも向いている。上から下へとマウスポインターをざっと流すように動かすことで、イベント全体の「斜め読み」ができるのだ。
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