韓国の家電といえば、花や蝶の模様が入っていたり、赤や金などの大胆な配色が多いが、この模様や色合いで、いかに高級感を演出できるかが勝負どころだ。平凡すぎず、かといってけばけばしくもないプレミアムデザインが、見る目の厳しい女性たちの心をつかむのだ。
Woongjin Cuchenでは、花柄模様のミキサー「WMC-550」を8月中旬から販売している。容器に「花と葉からなるアール・ヌーボー・パターンを適用したほか、最近流行のスリムなボディラインのように腰が引き締まった“Y字ライン”デザインを採用している」(Woongjin Cuchen)という。スリム化の波は携帯電話だけでなく、ミキサーにまで及んでいるのだ。
プバンテックロンの炊飯器「LJP-HC070CV」は、黒とメタリックなシルバーというクールな色使いが特徴の「Black & Silver」シリーズの製品だ。どちらかといえば若い男性が好むようなシリーズだが、LJP-HC070CVの場合はふたの部分に花柄のたすきがけがあるほか、スワロフスキー・クリスタルがポイントとしてあしらわれている。大変女性らしく高級感あふれる炊飯器なのだ。花のたすきがけ部分には、電機釜を操作するタッチセンサーがついており、軽く触れるだけで操作が可能だ。またLCDは広視野角になっているので、横から見ても炊飯器の状況を把握できる。
メーカーが女性に積極的にアプローチしているおかげで、まるで洋服を選ぶような感覚でデジタル機器を多彩に選べるようになった。こうしたデジタル機器は往々にして、高機能なものは多くないのだが、画期的なデザインの数々を見ていると、これも1つの進化ではないかと思えてくる。
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