気軽に持ち歩けるお散歩カメラ--オリンパスE-410 - (page 3)

オリンパス
内容: デジタル専用設計「フォーサーズ」規格を採用するオリンパスのデジタル一眼レフカメラ「Eシステム」シリーズ。その「Eシステム」は2007年、第二章を迎えた。その先鋒となるデジタルカメラ、オリンパス「E-410」をレビューする。

ちいさなカラダに入った余裕の高解像&高画質

 「E-410」はオリンパス「Eシステム」および「フォーサーズシステム」初の1000万画素機である。「E-330」から採用された「LiveMOSセンサー」が1000万画素へと進化し、画像処理エンジンも「トゥルーピックIII」へと新しくなった。これにより高解像度、高画質な画像を手に入れることができるようになった。また高感度におけるノイズも大きく改善されている。フォーサーズは画素の小ささからノイズ発生が顕著に現れるという特性が合ったのだが、この「E-410」で撮影した画像はISO感度1600でも十分に使用できる画質になっている。ISO800なら問題なく常用してもいいだろう。室内での撮影などではISO800など高感度での撮影もよくあることなのでとてもありがたい。

  • ED50-200mm F2.8-3.5 マニュアルモード、1/60s、F2.8、ISO1600、WBオート、NATURAL、RAW撮影データをOLYMPUS Studio2にて撮影時設定のままJPEG現像、ノイズフィルターOFF シャドー部に若干の色ノイズが見られるが、全体的には実用十分な画質

  • ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+1.3EV、1/50s、F4.7、ISO800、WBオート、NATURAL、RAW撮影データをOLYMPUS Studio2にて撮影時設定のままJPEG現像、ノイズフィルターOFF 室内の明かりで撮影。ほとんどノイズは見られない。室内では高感度での撮影が不可欠。肌のトーンも自然だ

  • ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+1.0EV、1/100s、F5.6、ISO100、WBオート、NATURAL 日陰と日向で明るさの差が大きい場所だが、ちょうど良いバランスで露出が調整されている。ナチュラルで自然な描写だ

  • ED14-42mm F3.5-5.6 Pモード+0.7EV、1/30s、F3.6、ISO400、WB太陽光5300K、NATURAL 縁日での一コマ。電球で照らされた屋台が郷愁を誘う。小さなE-410は目立たずに撮影できるのでスナップ撮影に最適なカメラだ

  • ED14-42mm F3.5-5.6 ポートレートモード、1/500s、F3.5、ISO100、WBオート、VIVID、シャープネス-1 ポートレートモードにすることでVIVID仕上げとなり、肌に若干赤みを帯びさせているようだ。露出も白いユニホームに引っ張られる事なく顔に合っているので+1/2〜+1EV程度明るめに設定されているものと思われる

  • ED14-42mm F3.5-5.6 風景モード+0.7EV、1/160s、F8、ISO100、WB太陽光5300K、VIVID、コントラスト+1、シャープネス+1 風景モードに合わせてVIVID仕上げとなり、眩しい緑が輝いている。コントラストおよびシャープネスも上げられている

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