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多機能な音楽プレイヤーの録音機能は? アイリバー iFP-899

奥隆朗(編集部)2005年01月17日 00時00分
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iriver JAPAN
詳細:IFP-700の仕様を記載
内容:記者として仕事をする上で、以前からボイスレコーダーを愛用しており、そろそろ買い換え時期が迫ってきていると感じていた。今回、レビューを行うアイリバーの「iFP-899」は、その買い換え製品として読者の皆さんと同様に、自腹で購入した。多機能がウリのポータブルオーディオプレイヤーをとことん使ってその使用感を報告しよう。

ボイスレコーダーでなくiFP-899を選択したワケ

 冒頭で述べたように今回は自腹で購入してレビューをしたワケだが、製品をいろいろと検討しているうちに「どうせなら音楽も聞けた方がいい!」と欲張りな性分が出た。そして、ボイスレコーダー機能を装備した音楽プレイヤーに白羽の矢が立ったのである。

本体側面のボタンで再生/停止と音響効果、プレイモード、モード切替などを行う。なお、メニューボタンを長く押し込むと、オプション画面になる。

バッテリーは単三電池1本で40時間の連続再生が可能と、フラッシュメモリを使用する音楽プレイヤーの中でも長時間駆動ができる製品だといえる。

 購入する前は、大容量を取るか、価格を取るかという点で、迷っていた。やはり容量の面からいえば、HDD搭載型のコストパフォーマンスは魅力である。

 しかし、HDD搭載型の多くは、ボイスレコーダーを装備していない上に、電池の持続時間が短いという弱点がある。しかも、HDDはフラッシュメモリよりも、衝撃に弱いので信頼性に不安が残る。一方、価格で選べば容量の少ない フラッシュメモリタイプが優先となるが、「音楽を10曲入れたらボイスレコーディングが使えない」のでは、話にならない。

 そこで、妥協策として選んだのが、1GBのフラッシュメモリを装備したiFP-899だった。同機種が優れているのは、まず電池の持続時間が長いこと。単3電池1本で40時間と長時間の駆動が可能である。また、ボイスレコーディングで取り込める音声がきれいだというふれこみにもひかれた。


機能は豊富だが管理ソフトにやや問題が

 iFP-899を購入後、最初に気がついた点は、意外に本体が大きいこと。全長はそうでもないが、ほぼ筒型の形状となっているので、ストラップを使って首からぶら下げる場合には気にならないが、胸ポケットなどに入れるとかさばってしまう。

 デザインに関しては、判断が分かれるところだろうが、私見的には嫌いな形ではない。要望を言えばカラーバリエーションが欲しいところ。1GB のモデルには赤とシルバーの2色しか用意されていないが、512MBや256MBのモデルと筐体は共通であるはずなので、そちらで用意されているカラーバリエーションから選べれば、選択の幅が広がるからだ。

モード選択の画面。音楽プレイヤー/FMラジオ/ボイスレコーダー/ライン入力が表示されている。

 デザインの次は機能面に目を向けよう。基本的な機能は、音楽プレイヤー、FMラジオ、ボイスレコーダー、そしてライン入力からの録音機能となり、 現状のポータブルオーディオプレイヤー/レコーダーに装備されている機能はすべて網羅されているといえる。また、再生できるファイルも MP3/WMA/OGG/ASFと幅広く、一般的な使用で問題がでることはなかった。

 説明書を見ずに使った時点で、少々不便に感じたのが、音楽データをはじめとするやファイルの転送に専用のソフトが必要となることだ。初期設定では、エクスプローラーなどから直接ファイル転送ができる「マスストレージ」には対応しておらず、音楽を転送するには「iriver Music Manager」というソフトを使用する必要がある。

 同ソフトは、音楽CDからファイル変換を行ったり、ファイル転送を行ったりという操作が、ウィザード形式でできるようになっている。こうした機能は初心者ユーザーには便利であるが、ある程度知識のあるユーザーにとっては少々まどろっこしい部分でもある。また、オフィスと家庭でデータの持ち運びに利用したい場合、両方のパソコンにインストールしなくてはならない点なども不便であるように感じた。

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