達人インターフェースの快適ケータイと暮らす--DoCoMo D904i - (page 5)

NTTドコモ
内容:ケータイのインターフェースは、長らく代わり映えしていない。そこにメスを入れたとき、ケータイの使い勝手は一体どうなるのだろうか? DoCoMoのD904iは、既存のインターフェースを残しつつ、それをちょっとアシストするようなカタチで、まったく新しいユーザー操作の方法を取り入れている。この端末を持つヒトは、無意識のうちに「ケータイの達人」のように使いこなせるようになっているだろう。しかしD904iの奥深さは、ここに留まらないようだ。

モーションコントローラー入門

 D904iの最大の特徴は、モーションコントローラーを搭載した点。これまでもSoftBankやauの端末などに搭載されてきた6軸の加速度センサーが本体に搭載されたため、端末の傾き、回転といった姿勢を検知することが可能になった。サブカメラではなく加速度センサーによる検出のため、とても軽い動作で確実な入力が可能になっている。

  • 学習させることもなく、キチンと認識してくれた

  • モーションコントロールの設定画面。各種機能割り当てのON、OFFを設定可能

  • iモーション再生時の動作イメージ。イラストが分かりやすい

 直感ゲームでは「体感!珍さんの釣り物語」と「タマラン」がプリインストールされている。モーションコントローラーとは何か? を体験するには「タマラン」をプレイするとわかりやすい。ちょうど端末を水平に構えてプレイをスタートし、端末を傾けて画面内の玉を転がし、アイテムを獲ったりゲートを通ったりしてステージをクリアしていく。

 ニンテンドーの家庭用ゲーム機Wiiでもモーションセンサー付きのコントローラーを利用したゲームが多数リリースされているので、Wiiでプレイしたことがあるユーザーは慣れたものかもしれない。とはいえD904iは、手のひらの中でケータイの端末とゲーム内のステージ、玉の動きがちょうどリンクして楽しめるのは、また違った新しい感覚だった。

 これまでケータイのゲームは電車内や公共空間の待ち時間にプレイしている様子をよく見かけられた。多くのユーザーは画面をじっと見つめながら十字キーなどを頻繁に押す動作をしていて「ゲームしているな」と何となく感じる程度だったが、モーションコントローラーを利用した直感ゲームは、公共空間でのケータイゲームのスタイルを変えてしまうかも知れない。

 あまりエキサイトして、隣の乗客にぶつからないようにしなければなりませんね。もちろん、D904iのモーションコントローラーは、そこまで大きなアクションでなくても反応してくれますが。

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