DoCoMoの三菱電機製ハイエンドモデルは、FOMA初のスライドボディ端末としてリリースされたD901iから始まった。以来、スライドボディをアイデンティティにして、人気モデルとして親しまれている。D904iはこのアイデンティティをさらに洗練させている。
D903iまではボディをスライドオープンする際、端末左側面のボタンを押すことでオープンさせてきた。閉じているときにカバンの中で不意にオープンしてしまうことがなかった反面、右手で持つときは人差し指、左手で持つ場合は親指という具合に、端末を持つ手によってオープンするボタンの操作が変わってしまっていた。
バネでオープンする様子はクールなのだが、その分閉じるときに最後まで力をかける必要があったり、また軽く握っている場合、オープンするときのバネのチカラで、そのまま端末が吹っ飛んでいってしまった、なんて言うユーザーの声もあったり。なにより、スライドオープンの直感的な操作ができない点は、気になっていた。
こういった声に答えるように、D904iではボタンを廃して、代わりにアシストスライドという機構を導入した。これによって世に出回っている多くの端末のように、親指のアクションで端末の開閉が可能になった。しかしただボタンを廃しただけではない。本当に軽い力のかけ方で、キチンと端末が最後まで開く。だからといって不意に開くほど緩くもない。
これも好みの問題だが、スライドさせることの心地良さは、これまでの端末以上のこだわりが感じられ、何より心地よい動きを楽しむことができる。
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