NTTデータなど、IDコマース基盤の実証実験--航空会社の手荷物業務に導入

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 NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所、東芝テックは5月31日、IDをキーとしてさまざまな情報システムや機器をシームレスに連携できるIDコマース基盤の仕様を共同で策定し、日本航空(JAL)の協力のもと実施した、航空手荷物業務に関する実証実験の結果を公表した。

 今回の実証実験は、2007年2月1〜28日の間、成田国際空港第2旅客ターミナルビル内のチェックインカウンターにおいて、JALのサービス「JAL手ぶらサービス」を対象に実施した。

 旅客が自宅などから配送した手荷物を、出発空港で引き取らずにそのまま飛行機に搭乗し、海外到着空港で直接受け取ることが可能な同サービスにおいて、宅配会社や航空会社など、サービスに携わる複数の企業によって異なる、手荷物に付与される管理ID情報をIDコマース基盤をもとに相互に連携した結果を検証した。

 実験の結果、システムの運用における障害や、最大負荷時のレスポンスなどに問題の発生は確認されなかったという。また、同サービスの手荷物チェックイン作業における手荷物1個あたりの平均処理時間は、実験前と比べて、およそ半分に短縮されるなど、IDコマース基盤システムの導入によって、作業効率を大幅に向上できることが検証された。

 今後は、2006年に公開したIDコマース基盤の各仕様書をバージョンアップし、NTTデータのウェブサイトに掲載される予定だ

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