EM・ONEはノートパソコンの夢を見るか?(後編)--イーモバイル「EM・ONE」 - (page 2)

シャープ
内容:2007.3.31からサービスを開始した“第4の携帯キャリア”である、新規参入業者イー・モバイル。開業と同時に発売されたのは、PDAタイプの「EM・ONE(型番:S01SH)」とPCカード型の「D01NE」の2機種。後編となる今回は、周辺機器や実際の使い方を中心に紹介。よくある「EM・ONEって実際どう使えるの?」という疑問にお答えする。
純正大容量バッテリ(標準価格8820円)

 本体に添付している標準バッテリ(1200mAh)から、大幅に容量アップ(2000mAh)している大容量バッテリ。容量アップにともない厚みが増しているため、本体裏面に「大容量バッテリ専用カバー」を装着して利用する。装着時には本体の厚みが増すが、元来薄型に設計されている本機では、そこまで厚さが気にならないのが特徴。

 気になるバッテリの持続時間については、下にまとめたので参考にしてほしい。

  • 大容量バッテリとその専用カバー。本体裏面全体を覆うようなプラスティックカバーとなっている。なお、メーカーは推奨しないが標準バッテリ利用時にもこのカバーを利用することは可能であるため、筆者はずっとこのカバーを利用している。なお対比用に本体と標準バッテリおよびその蓋も掲載している

  • 少し判別しにくいかも知れないが、上側が通常バッテリで、下側が大容量バッテリ。厚みを比べてみると2倍近くある。利用者の好みや利用方法によって違うとは思うが、筆者は大容量バッテリの「安心感」を大事にしている

MiniSDカード(実売1000円〜4000円程度)
  • 筆者が利用している2GバイトのMiniSD。動画などのマルチメディアコンテンツを存分に楽しむには2Gバイトは必須だろう。筆者的には4Gバイト程度はほしいとは思っている

 デジカメや携帯電話などでおなじみの外部記憶メディア。本体のデータ記録容量が512Mバイトあるため、最低限度の利用であれば、使用しなくてもよいが、後述する映像コンテンツなどを利用する場合には必須となるだろう。

 本機では、2Gバイトまでの容量をサポートしている。昨年から今年にかけて低価格化が進み、2Gバイトのものを2000円程度で販売する店舗も現れているので、できるだけ大容量のものを購入するとよいだろう。

 筆者は2500円程度で購入した。2Gバイト(Trancend製)の製品を使用している。最近急速に普及して低価格化が進んでいるMicroSDを変換アダプタ経由で利用すると、携帯電話などの他のガジェットとの連携も容易になるので便利だろう。

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