PLCとオーディオをドッキング! パイオニア「music tap」 - (page 2)

パイオニア
内容:PLCという最新のテクノロジーをオーディオに落とし込んだ、全く新しい製品がパイオニアの「music tap」だ。コンセントをつなぐだけで、家中どこでも音楽が聴けるという贅沢を実現した、未来型オーディオシステムの使い心地を試した。

モーションセンサー、繰り返し設定など“使える”スピーカー

  • サウンドステーションのオーディオ端子にオーディオプレイヤーを接続したところ。オーディオ端子は2系統用意されている

 music tapの利用方法は非常にシンプルだ。まず、サウンドステーションにコンポやオーディオプレイヤーなどの音楽機器を接続し、Input Selectorボタンで入力機器を選ぶ。次に、スピーカーをコンセントにつないで電源を入れ、サウンドステーションに接続した音楽機器を再生すればOK。すぐにスピーカーから音楽が流れ出してくる。

 PLCというネットワーク技術を利用しているといっても、ユーザー側で複雑な設定を行う必要はまったくないため、デジタル機器を敬遠しがちなユーザーでも抵抗なく利用することができる。

 スピーカーは、SとLの両方を同時に使用することも、片方のみを使用することも可能。しかも、サウンドステーションに複数の音楽再生機器を接続している場合は、そのうち2つの機器を別々のスピーカーで再生することができる。

 その際、再生する機器は、スピーカーの操作パネルにあるチャンネル選択ボタンを押すことで簡単に切り替えることが可能だ。

 このほか、サウンドステーションのタイマーボタンを使えば、設定した時間に自動的に電源を切ったり、毎日同じ時間に再生をスタートしたりすることもできる。

 なお、別売の「増設用オプションスピーカーL」および「増設用オプションスピーカーS」を購入すれば、付属の2台を含めて最大6台のスピーカーを同時利用することも可能。

 いずれもコンセントにつなぐだけで利用できるため、家の中で道に迷うくらいの大邸宅であっても、好きな場所で音楽を鳴り響かせることができる。

  • ネットワークスピーカーLの天面パネル。操作ボタンは必要最小限に抑えられており、デジタル機器が苦手な人でも簡単に使いこなせるだろう

  • ネットワークスピーカーSのチャンネル選択ボタンを操作しているところ。サウンドステーションに接続している音楽再生機器をボタンひとつで切り替えられる

  • サウンドステーションの天面に搭載されている操作ボタン。タイマー機能や入力機器の設定を行うことができる

パイオニア「music tap」開発者インタビューはこちら

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]