毎年恒例のセキュリティカンファレンス「CanSecWest」の運営者たちが、「PWN to OWN」コンテストを計画している。Appleの「MacBook Pro」2台がハッキングの標的として設置され、最初に侵入して乗っ取った人物がマシンを自分のものにできる。CanSecWestは、米国時間4月18日〜20日にカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーで開催される。
「PWN」はインターネット上で使われる俗語で、堅実な手段を用いて敵をこてんぱんに打ち負かすことを意味する(これは余談だが、先日「Black Hat DC」に向かう途中、バージニア州で「PWNED」というナンバープレートをつけた車を見かけた。なかなかクールだ)。
MacBook Proにはアクセスポイントが設定され、セキュリティアップデートは済ませてあるが、その他のセキュリティ用のソフトウェアや特別な設定は使われていない。CanSecWestのウェブサイトには、コンテストの参加者はイーサネットかWi-Fiでアクセスポイントを経由してマシンに接続すると書かれている。
CanSecWestのサイトの説明によると、「最初にマシンを乗っ取った人物(ただし、勝利者の認定には条件があり、ルールは3日の間に進化していく)が、それを持ち帰ることができる」という。3日間のうちに誰も侵入に成功しなかった場合、2台のマシンは「最優秀ライトニングトーク」と「最優秀スピーカー」に選ばれた人への賞品となる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」