耐荷重や衝撃に強い、堅牢型のモバイルPCは、人気ジャンルの1つだ。しかしHDDやドライブといった内部構造は守られても、持ち運ぶことによって生じる“キズ”までは守ることができなかった。では、キズまで守ってくれるPCがあったら? という発想から誕生したのが「スクラッチリペア塗装」を施した「LaVie G タイプJ」だ。キズが自動的に復元できる、という今までにない機能をデザインに盛り込んだノートPC。そんな新生モデルを作り出したNECに、機能とデザインの関係を聞いた。
島貫 昔はOA機器という位置づけでしたから、カラーはオフホワイトがメインでした。その後シルバーや黒のモデルが増え、ここ1~2年は、ピュアホワイトやカラフルなタイプが増えていますね。
島貫 やはり幅広いシーンで使える無難な色が人気がありますね。ただ、私どものネットショップ「NEC Direct」では、ネットショップ限定カラーなども販売しているのですが、そういった個性的なカラーも、最近は人気を集めています。自分らしさが表現できるという面から選ばれているようです。
田中 今は、シックなモノトーン系、デジタルギア色の強い物など、デザインコンセプトに併せたカラー展開を各社とも考えている最中だと思うんですよ。NEC Directで言えば、これまでもっとも人に見られる機会の多い、モバイルPCにのみカラー展開をしていました。が、昨年秋からは据え置きユースが中心となる、A4スタンダード機種でもカラー展開を始めたんです。
田中 モバイルPCの時には“カラフル”で個性的なカラーが人気でしたが、A4スタンダード機種では、部屋でも邪魔にならず、家具やインテリアにマッチした色が好まれますね。また、選ばれる機種のタイプによっても傾向があるようで、高性能モデルだとブラウンなどのシックな色、スタンダードモデルだとホワイトやブルー、グリーンなどさわやかな色が好まれているようです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」