録るだけでも、見るだけでもない--東芝「gigabeat V30E」ならワンセグを120%楽しめる! - (page 3)

東芝
MEV30E(R)
内容:携帯電話、PC、液晶テレビと様々なデジタル機器に搭載され始めているワンセグチューナー。そのワンセグ放送を録画できて、さらに外出先で見ることができたら--という、究極のアウトドア仕様テレビを実現したのが「gigabeat」だ。第2弾となる今回は、同社のデジタルレコーダーで培った録画機能を取り込み、録画機としてもパワーアップが図られている。

WMPとナップスターに両対応

 音楽プレーヤーとしても魅力的な機能を備えている。楽曲の転送などは「Windows Media Player10」のほかに、定額で好きなだけ音楽をダウンロードできるナップスタージャパンのサービス「Napster To Go」に対応。月額1980円を支払うことで、同社が提供する約150万曲を好きなだけパソコンとgigabeatにダウンロードできる。

 まず、Windows Media Player10の使い勝手だが、iTunesがアルバムやアーティスト名の管理がしやすいのに比べ、こちらは曲ごとの管理になるので使い勝手は今ひとつだった。

  • Windows Media Player10は付属のCDを使ってインストールできる。その後の更新はインターネット経由で行っていくので、常に最新版を使用できる

  • 録り貯めた動画もWindows Media Player10を使って転送できる

  • CDからの取り込みだけでなく、マイクロソフトの音楽ダウンロードサイトMSNミュージックからの楽曲購入にも対応する

 使いやすいのがナップスタージャパンの音楽管理ソフト「ナップスター」だ。これはソフトの操作感と定額ダウンロードというサービスがマッチしており、直感的に操作できる。

 まずナップスターを使う場合はお目当てのアーティストをソフト上で検索し、必要な楽曲をダウンロードする。同一の画面上には、関連するアーティストや、その楽曲をダウンロードしたほかのユーザーが選んだ曲もリストで表示される。それらをクリックすることで、次々と興味のある音楽に出会える。

  • インストール後は音楽プレーヤーとしても使える

  • ナップスターのコースは2種類。ダウンロードした曲をパソコンだけで楽しむベーシック版と、対応した携帯音楽プレーヤーに曲を転送できるNapster To Goから選ぶ。gigabeatで使うならもちろん1980円のコースだ

使い勝手が光るナップスターとの連動

 ナップスターの使い心地はいたって快適だ。洋楽ファンの筆者にとって、ナップスターが揃える楽曲はまさに宝の山。次々と聴きたい曲が見つかり、時間を忘れてダウンロードした。すでにCDを持っているタイトルでもナップスターを使えば、gigabeatにジャケット画像付きで転送される。手持ちのCDから転送した場合は、別途ジャケット画像を探してきて、登録するなど手間がかかるので、こちらのほうがずっと使い勝手がいい。

 ただし残念なことに、ラインアップは洋楽のそれもロック系が中心で、最新のJポップなどはリストに入っていない。ナップスターは無料で1週間お試しができるので、気になる人はチェックしてから契約すると良いだろう。

  • 一度プレイリストへ移動してまとめて転送できるが、このように落としたいアーティストの楽曲を「全選択」して、右下のボックスにドラッグアンドドロップしても転送は可能だ

  • おすすめアーティストを開くと、関連するミュージシャンがズラリと並ぶ。アーティストごとのアルバム数は2〜6タイトル程度と、決して多くはないが、関連するタイトルに飛ぶことで新しい発見がある

  • 再生中は画面いっぱいにジャケット写真を表示する

  • ナップスターでダウンロードした楽曲には、すべてジャケット写真がついていた。手軽で見栄えのする自分だけのコレクションが完成する

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]