映像の配信フォーマットは、ワンセグと同じH.264に対応している。実際、映像のクオリティは非常に高く、SlingBoxと比較しても映像の品質は一段階上だと感じる。また「どこでもTV for Skype」のようなコマ落ちもほとんど見られない。
ちなみに今回はBフレッツ環境下のほか、128kbpsのAir H゛環境での接続も試してみたが、コマ落ちこそ発生するものの、画質のクオリティに大きな変化が見られなかったのには驚いた。全般的には動きよりも画質が優先される傾向にあるようだ。
ただ、プレーヤーでの視聴中に、サーバPC側でちょっとCPUに負荷のかかる作業を行うと、とたんに映像と音声がズレてしまい、なかなか元に戻らなくなってしまう。今回サーバとして使用したPCはCPUがPentium4の2.6GHz、メモリ2Gバイトというスペックであるが、CPUの使用率は常時80〜90%で推移していた。このことからも、なるべくCPUスペックが高いPCを利用したほうがいいと考えられる。
また、上のような状況を踏まえ、常時起動しておくのは消費電力の点からもお勧めできない。現実的にはWOL機能を使い、利用のたびに起動したほうがよいだろう。
プレーヤーはシンプルなスキンでありながら、必要な機能はしっかりと詰め込まれている。チャンネルは「次」「前」の切り替えしかできないように見えるが、実際はキーボードのテンキーで選局ができるため、ザッピングも簡単だ。
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