type BXに触れたとき、まず目を引くのはそのデザインだ。独特の「Σフォルムデザイン」は、スタイリッシュでありながら、衝撃やひねりなどの圧力にも強いという特徴を持つ。また、側面のインターフェースを確認しやすく、ケーブルやカードの抜き差しを楽に行えるというメリットもある。
今回の新ラインアップでは、15.4型WXGAワイド液晶モデル(1200×800ピクセル)も登場し、ユーザーの選択の幅はさらに広がった。複数のウインドウを並べて作業をすることが多いなら、ワイド液晶タイプが何かと便利だろう。ただし、単純な解像度だけなら、14.1型SXGA+(1400×1050ピクセル)のほうが大きいので注意が必要だ。
キーボード部分は、キーピッチ19mmと十分に余裕がある配列。タイプ時のキーのたわみを解消するため、キーボード下の鉄板が厚くなっており、長く使っても違和感を感じたり、疲れたりすることはない。あくまで通常のキーボードと同じようにタイピングできるはずだ。ポインティングデバイスとしては、「スティックポインター」と「タッチパッド」の両方が搭載されている。タイピング中はスティックポインターを中心に、そうでないときはタッチパッドを使う、という具合に使い分けてもいいだろう。
各種インターフェースも豊富。1000BASE-Tまで対応のLANポート、IEEE 802.11a/b/gに準拠したワイヤレスLAN、Bluetooth機能、USB2.0ポート、メモリースティックとSDメモリーカードに対応したスロットなどなど、必要と思われるものはすべて備えている。本体左側面にはマルチベイが用意されており、光学ドライブや増設用ハードディスクなど、各種ドライブベイユニットを、自由に付け替えることが可能だ。これらが必要ない場合は、ウェイトセーバーを取り付けておけば、本体の重量を軽くすることができる。
また、VAIOシリーズの特徴的な装備であるFeliCaポートは、ハイパフォーマンスモデルでは標準搭載となった。EdyやSuicaカード、おサイフケータイなど、FeliCa技術を利用したカードの利用履歴、残高を確認できるほか、インターネットショッピングやチャージなどもできる。FeliCaカードを頻繁に利用しているなら、ぜひとも使いたい機能だ。
さらにCTO時の選択によって、ウェブカメラ「MOTION EYE」を搭載したり、Bluetoothヘッドセットをセットにすることも可能。これらはビデオ会議やテレビ電話など、さまざまなビジュアルコミュニケーションに活用できる。
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