次に「DVD-HP71T」本体の機能をチェックしてみよう。搭載する液晶は正面から見ると十分な画質だが、視野角が狭いので視線を動かすと見づらくなってしまう。とはいえ液晶付きDVDプレイヤーとしては平均的なレベルだろう。
評価したいのはDVD-RWのVRモード再生に対応することだ。これによりデジタル放送を記録したDVD-RWの再生が可能になっている。これからデジタル放送が本格化することを考えれば、このメリットは大きい。DVD-RW対応のデジタルチューナー搭載レコーダーを持っている人にはうれしい機能だろう。
デザインはとてもスリムなのだが、できればバッテリーは内蔵にしてほしかった。写真を見ていただくとわかるように、本機にバッテリーを接続した姿は、ちょっと不格好でバッテリーがかさばるのが気になった。
液晶の視野角を検証。視野角はいまひとつなので、少し視線をずらして斜めから見ると見づらくなってしまう（上）。しかし液晶を正面から見た画質は申し分ない（下）
液晶付きポータブルDVDプレイヤーのなかでも数少ないDVD-RWのVRモード再生に対応。そのためデジタルレコーダーを使って録画したデジタル放送の再生が可能だ。デジタル放送をよく録画する人は注目していただきたい
電源がない場合は、このように本体へバッテリーを接続して使用する
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