AMD、トランスメタのEfficeonチップを販売--MSのFlexGo向けに

文:Michael Kanellos(CNET News.com) 翻訳校正:尾本香里(編集部)2006年06月06日 15時48分
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 Advanced Micro Devices(AMD)は自社ブランドの下、MicrosoftのFlexGoプロジェクト用PC向けに、TransmetaのEfficeonチップを販売する。FlexGo用PCは、タイやブラジルといった新興市場の消費者や小規模企業向けに販売される。FlexGoサービスは、PCの購入時に代金を全額支払う必要がない代わりに、後から利用した分だけ料金を支払う仕組みだ。

 Efficeonチップは、標準的なPC用プロセッサよりも低価格であり、唯一のFlexGoプロジェクト専用プロセッサだ。同プロセッサには、FlexGoサービスを運営するための(課金の)メータリングコードも組み込まれている。AMDがEfficeonチップを同社のブランドで販売するのは、AMD自身がまだFlexGoサービスに適合するチップを開発していないためだ。

 AMDのシニアバイスプレジデント兼最高革新責任者(CIO)のBilly Edwards氏は「Efficeonチップには(どれだけPCを利用したかを計測する)コードが組み込まれているため、Efficeonは安全に実装できる」と述べ、さらに「いずれ、われわれのチップにもそのコードを搭載していく」と付け加えた。

 PC業界では、発展地上国を次の成長市場と見る向きは多い。その主な理由として、それらの国々ではPCの普及率が大変低い点が挙げられる。様々な推計によると、より先進的な新興市場の1つであるインドでさえも、PCの普及率は1000人当たりわずか14台だという。

 これらの国々の人々も、日々の生活にPCが組み込まれていくことに急速に適応しつつある。アフリカのマリでは、PCを所有するラジオ放送局が村人たちにメールサービスを販売している。そのメールサービスがなければ、村人たちはわざわざ長時間バスに乗って、隣町にいる友人や取引先の人に会いに行かなくてはならないのだ。またインドやベトナムでは、村人たちがコンピュータを使って学校のカリキュラムを補ったり、農作物の価格動向を調べたりしている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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