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エコカーコンテストShell Eco-marathon開催--優勝はフランスのエタノール燃料車

文:Candace Lombardi(CNET News.com) 翻訳校正:尾本香里(編集部)2006年05月23日 16時38分
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 はたしてエタノール燃料車でどれくらいの距離を走行できるだろう?フランスの学生が先週末、その答えを出した。

 それによると、エタノール燃料車は数千マイルも走行することが可能だというのである。もっとも人体とさほど変わらない大きさの車を運転した場合の話だが。

 できるだけ少ない燃料で少しでも長い距離の走行を目指す「Shell Eco-marathon」コンテストで、Lycee La Joliverieの学生が設計したエタノール燃料車が優勝した。

 現地時間5月21日のレース関係者の発表によると、優勝したエタノール車は1リッターあたり平均2885km(1ガロンあたり約6786マイル)で走行したという。

コンテスト コンテストの様子(提供:cdp)

 2005年の1ガロンあたり9023マイルという記録を破れなかったものの、エタノール車がこれだけの燃費で走ったというのは、素晴らしい成績である。コンテスト前半の様子では、優勝するのではないかと見られていた水素燃料車は、準優勝となった。

 優勝チームと同じくフランスから参加した準優勝のESSTIN-Vandoeuvre-les-Nancyチームは、水素燃料車でコンテストに参加し、1ガロンあたり6548マイルで走行した。フランスのPolytech Nantes-La Joliverieは1ガロンあたり6421マイルで走行し、3位となった。水素燃料車としては、他にGerman Hochschule Offenburgチームの車が1ガロンあたり6148マイルで4位につけた。

 2006年のShell Eco-marathonはフランス南西部のNogaroサーキットで開催された。欧州の教育機関250団体から3000名以上の学生がレースに参加した。参加チームのうち、1ガロンあたり4704マイルの壁を破ることができたのは8チームだった。

 すぐれたデザインの車体にはデザイン賞が贈られた。素材や、車の製造にかかったエネルギー使用量をもとに贈られたエコデザイン賞は、竹と金属でできた車台を紙で覆ったEcole Nationale Supereure d'Ingenieurs(ENSIETA)Brestチームが獲得した。

 ソーシャル/ホスピタリティ賞部門ではLycee Gustave Eiffel de Talangeチームが1位を獲得した。高校生の同チームは、コンドームの形を模した車を造ることで車の安全と性行為の安全を結びけて性感染症の問題に取り組んだ。

 エネルギー意識を高めることを目的にしたこのレースは、欧州委員会エネルギー担当委員Andris Piebalgs氏の後援を得ている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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