オープンソース開発者に対価を払うサポートサービス、OpenLogicが開始

文:Ingrid Marson(CNET News.com) 翻訳校正:河部恭紀(編集部)2006年05月10日 16時07分
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 オープンソースソフトウェアとサービスを提供するOpenLogicは、150以上のオープンソース製品の商用サポートとして、「Expert Community」プログラムの提供を開始した。このプログラムには、ウェブサーバの「Apache」、データベースの「PostgreSQL」、プログラム言語の「Python」などの代表的なオープンソースソフトウェアが含まれている。

 OpenLogicはすでに、これらの製品に対するサポートを2段階に分けて提供してきたが、Expert Communityプログラムでは、オープンソースコミュニティと協業し、より複雑な問題にも取り組む。

 同社CEOのSteven Grandchamp氏は米国時間5月8日、新プログラムを利用することで、企業は、プロバイダ1社から複数のオープンソース製品のサポートを受けられることになると説明した。

 「われわれの大手顧客の中には、400以上のオープンソース製品を利用しているところもある。顧客は、1つの窓口でさまざまなオープンソースのサポートを受けたいと望んでいる。われわれはこの要望を明確に感じた」とGrandchamp氏は声明文で述べている。

 「OpenLogicのExpert Communityプログラムは、新しくかつ賢明な方法でこのニーズに応えるものだ。企業は自社が必要とするサポートを得られ、オープンソースにコミットする人や貢献する人は、自分の得意分野のサポートを行うことで利益を得ることができる」(Grandchamp氏)

 このプログラムに参加する開発者は、自分が解決した作業に対して報酬を得ることができる。報酬は、現金か、Microsoftのゲーム機「Xbox」のような景品から選ぶことができる。また、その金額をオープンソース団体に寄付することもできる。

 RedMonkのアナリスト、James Governor氏は、このプログラムを、オープンソースコミュニティの参加を奨励する面白いアイディアだと評価する。

 「技術の適用において重要となるのは、高度なツールや技術ではなく敏感に反応するコミュニティだ」とGovernor氏は述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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