Chambers氏はまた、一部の同業他社がより慎重になりはじめていることも認識しているが、Ciscoはその影響を受けないだろうと言う。
「大手の同業他社の一部が最近になり慎重な見通しを発表していることにはわれわれも感心を持っているが、自分たちは市場で独自の位置づけにあると考えている」と同氏。「また、われわれの勢いやマインドシェアは世界中で高くなっている」(Chambers氏)
電話会議に参加したアナリストは、年度末の予測が控えめな中でのChambers氏の強気な姿勢に混乱を覚えたようだ。Ciscoの最高開発責任者(CDO)であるCharles Giancarlo氏は、電話会議の後のインタビューで、アナリストは心配しすぎだと語った。
「われわれはこのような電話会議ではいつも慎重だ」と同氏。「アナリストはわれわれがもっと大きな数字をあげることを望んでいた」(Giancarlo氏)
Giancarlo氏はまた、Dellをはじめとする他社がウォール街の期待値を下げようと努力している中で、Ciscoが好調な業績の維持にこれほどの自信を見せる理由を説明した。Dellは米国時間5月8日、第1四半期の売上高は同社が2006年に入って発表した予測の下限値になると投資家に伝えていた。
「PC販売は通信分野ではない」と同氏は言う。「そして、通信分野はPCとは違う成長段階にある。Ciscoの業績がPC市場の浮き沈みと連動するとは考えていない」(Giancarlo氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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