4:3の画角なら、最大で400万画素相当の静止画を記録できる。ビデオカメラとしては必要にして十分な解像度で、がんばれはA4サイズくらいのプリントにも対応できるハズだ。記録メディアはメモリースティック (PRO)デュオ。メディアの読み書きはあまり速いとはいえない。
HC3の静止画撮影機能は、静止画モードのほか、動画モードで動画撮影中にも、動画再生からの静止画切り出しにも対応する。静止画モードでは400万画素相当(4:3時)となるが、動画撮影中でも230万画素相当(16:9時)の高解像度の静止画記録が可能だ。ただし、動画撮影中にメモリーに一時保存し、動画撮影終了と同時にメディアに書き込むため、軽快に撮影できるという印象はない。また、メモリーに一時保存できるのは、一度の動画撮影中に3枚までと制限も厳しい。それでも、動画撮影中にこれだけ高解像度の静止画同時撮影が可能と言うことはうれしいことだ。さらに、ハイビジョン映像の再生中に静止画シャッターボタンを押せば、その瞬間が静止画として保存される。いわゆるキャプチャー機能だ。ハイビジョン映像なら120万画素相当の解像度になるので、L判プリントやWEB掲載などの用途なら問題ない。動画撮影中にシャッターチャンスを探るというのは至難の業で、それなら、動画から切り出したほうが楽チンなのだ。
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