サムスン電子、携帯電話端末「SGH-i310」を発表--8GバイトのHDDを搭載

文:John Best(Silicon.com)
翻訳校正:尾本香里(編集部)
2006年03月09日 19時33分

 サムスン電子が大容量ハードディスクを内蔵した携帯電話を発表した。同社によれば、ハードディスクの容量は、携帯電話としては今までで最大級だという。

 新端末「SGH-i310」は、「Windows Mobile 5.0」を搭載したストレート型の携帯電話機で、8Gバイトのハードディスクを内蔵している。サムスン電子では、「iPod nano」よりも多くの楽曲を保存できる同端末が、音楽ファンに受け入れられることを願っている。ユーザーはSGH-i310を使って、PCとプレイリストを同期させたり、文書や写真などのファイルを保存して持ち歩いたりすることができる。

写真提供:サムスン電子

 サムスン電子製の携帯電話でハードディスクを搭載しているものは、SGH-i310で4台目。現行の機種には1.5Gバイトのハードディスクを搭載したものが1機種と、3Gバイトのハードディスクを搭載したものが2機種ある。より多くの保存容量を必要とするユーザーのため、同社はSGH-i310をmicro SDカードにも対応させている。

 SGH-i310にはBluetoothや200万画素のカメラ、USB2.0も搭載されている。SGH-i310は米国時間3月9日よりドイツのハノーバーで開催されるCeBIT見本市で正式に発表される予定で、欧州市場では2006年後半に発売される。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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